足育アドバイザー®養成講座事業
日本足育プロジェクト協会はJapan Education of Project Associationを称してJEFPAといいます。
JEFPAは~0歳からの足育〜生涯足育プロジェクト®︎として人生を下記の6期に分けて学びます。
第1期 乳児期
第2期 幼児期
第3期 学童期
第4期 思春期
第5期 成人期
第6期 高齢期
第2期は足育基礎講座、第1期および第3期以降は足育アドバイザー養成講座で学びます。
足育アドバイザー®︎養成事業
足育アドバイザー®︎養成講座の課程は2020年度よりより多くの方に受講していただきやすいよう、足育基礎講座(1日)と足育アドバイザー®︎養成講座(2日)の2段階となりました。
当講座は足を育てるという観点で、家庭の中で、すぐに実践できることや、大人の知識と足を意識することで大切な家族の足元からの健康を守り育むことを体系立てて学びます。
足育基礎講座では~0歳からの足育~生涯足育プロジェクト®の「幼児期」の足育を学びます。
足育アドバイザー®養成講座では~0歳からの足育~生涯足育プロジェクト®の「乳児期」「学童期・思春期」「成人期」「高齢期」までの足育を学びます。
足育基礎講座修了の後、2年以内に足育アドバイザーⓇ養成講座の受講を修了し、規定の課題を提出し、合格後、足育アドバイザー®︎の認定となります。
足育基礎講座 開催要項
足育基礎講座では足育アドバイザー養成講座のカリキュラムの中の「総論」「足育学(幼児期)」「解剖学」を学び、修了試験まで行います。
2020年度よりオンラインでの受講が可能になりました。
足育アドバイザー®︎になることまでは考えていないけれど、子どもの足育を学びたいという方の受講も可能です。
受講料 38,000円(税込)
講座内容
総論
「足育」の大切さを学ぶ。当協会理事長の玉島麻理が講師を務めます。
足は体を支える大切な土台ですが、今、大人だけでなく、子ども達にも足のトラブルが増えていると言われています。
当協会の啓発活動の中でも「足の指が曲がっている」「足の指が地面から浮いている」といったトラブルのある子どもたちをいろいろ見てきました。
コロナ禍で大人も子どもも生活が一変し、今こそ必要になっている「足育」についてお話しします。
足育学(幼児期)
子どもの足のトラブルを防ぎ、元気な足を育む方法を学ぶ。小野整形外科院長の小野直洋先生が講師を務めてくださいます。
臨床の現場から子ども達の足のトラブルについて、また、長年の幼稚園での足計測の結果から足育の必要性を示され、足育の基本である「足」「靴」「運動」を学びます。
小野先生ご自身も子育てを通して足育を実践されてきた経験に裏打ちされたお話に「とても説得力がある」「もっと早く聞いておきたかった」「ハッとされられた」と熱い感想が寄せられています。
解剖学
足の構造と働きを学ぶ。畿央大学 健康科学部の准教授で理学療法士の福本貴彦先生が講師を務めてくださいます。
足の生理解剖(骨、筋肉、形)や、足の動きと筋肉など、足のつくりと動きについて学びます。
初めて知る言葉の数々に難しさを感じながらも、「足の大切さを実感した」「足育がしたくなった」とご好評をいただいています。
足育アドバイザー養成講座 開催要項(足育基礎講座の受講は必須)
・開講日にオンラインで2日間の講義を受講する(Zoomを使用)
・オンラインで修了試験に取り組む
・オンラインでの実技講習を受講する(5分間の足育講座を発表し交互評価)
・対面での実技講習を受講する(運動遊び、足計測、フットスタンプ、フィッティング。東京及び大阪で開催)
受講料 108,000円(税込)
教材費 フットプリンター33,000円、フットゲージ7,500円
※認定課題合格後、当協会へ足育アドバイザー®︎資格会員としてご入会いただきます。
※入会金2,000円及び初年度年会費8,000円となります。
※足育アドバイザー養成講座の詳細は基礎講座を受講された方にご案内いたします。
講座内容
足育学「足育学 学童期」「足育学 成人期」
小野整形外科医院の小野直洋先生が講師を務めてくださいます。足育学は足育アドバイザー®として活動するにあたって、基本となる知識です。
足の構造・成長・様々なトラブル・病気について学びます。
日々、多くの患者さんを診療されている症例の中から、学童期の子どもの足トラブルや成人になってからの外反母趾などのトラブルの原因についても学び、足・靴・運動の大切さを系統立てて学びます。
足育学「足育学 乳児期」
当協会理事長の玉島麻理が講師を務めます。当協会では、設立当初から「0歳からの足育~生涯足育プロジェクト~®」とうたっています。
足育は歩き出してからはじまるのではなく、歩くための準備期間である0歳の時に、腹這い、四つ這い、高這いの運動発達の経験することが大事であることを学びます。
育児用品の利用時間と発達の関係も学びます。
「高齢者の足の現状」
看護師として長年、高齢者のフットケアに従事されているNPO法人予防的あしケアサポート代表の足立恵美先生が講師を務めてくださいます。先生が高齢者施設の訪問や、自宅へ出張してフットケアを行う中で経験した『フットケアで健康寿命を延ばす』ということを学びます。
日々、出会う「もう少し早く手当することが出来たら・・・」というケースなど、健康の基礎である足を守ることで命も守るという現場での実例もたくさん伝えていただきます。
高齢者の足のトラブルを疑似体験する時間や、正しい爪の切り方のワークショップの時間を設け、ご自分の足・爪で体感していただきます。
「靴学」
マスターオブシューフィッター、快適な靴と足 WOHLTAT(ヴォールタート)代表として活動されている藤井恵先生が講師を務めてくださいます。靴の歴史から、靴はどのようにできていて、どのような役割があり、どのような種類があり、どのような構造でできているかという「靴の基本」を学びます。
また、実践に役立つようにシューフィッティングの手法についても学びます。
「運動発達学」
ノートルダム女子大学 現代人間学部こども教育学科 教授の石井浩子先生が講師を務めてくださいます。運動と健康は密接に関係しています。乳幼児期からの生活習慣や睡眠が運動と健康に重要な役割を果たすことを学びます。
子どもにとって運動遊びがどうして重要なのか。
遊びが果たす役割についても学びます。
「皮膚科学」
済生会川口病院の皮膚科部長であり、足育研究会代表の高山かおる先生が講師を務めてくださいます。「足を学ぶための皮膚科学」として、皮膚と爪の構造やはたらき、足と爪に起こる皮膚の異常などについて学びます。
足育アドバイザー®として活動する上で、病院へ繋ぐということも大切な役割です。そのためにどのような病気があるのかを知り、対応できるように学びます。
足計測実技解説
足長・足囲・足幅の計測方法を学びます。計測した数値より足に合った靴を選ぶ際のポイントを学びます。
足育講座ガイドブック解説
足育講座を開催するにあたり講座の構成や、表現の仕方、言葉の選択、著作権等の留意することなどを学びます。担当講師
小野整形外科院長・当協会名誉顧問・足育研究会顧問:小野直洋
日本整形外科学会認定専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
著書「一生痛みに悩まない超ひざ健康法」(株式会社ワニブックス)
理事長・足育Lab Ta・Ta・Ta代表・HUG CHILD発育サポート教室代表:玉島麻理
教育学修士
小学校教諭2種免許
歯科衛生士
発達障害支援士他
NPO法人予防的あしケアサポート理事長・メディカルフットケア足救代表:足立恵美
看護師メディカルフットケア1級、2級、3級取得
NPO法人予防的あしケアサポート認定 メディカルフットケアスクール講師 糖尿病ケア2014年3月号、2015年春季増刊号~に執筆
快適な靴と足 WOHLTAT(ヴォールタート)代表:藤井恵
マスターオブシューフィッティング
幼児子ども専門シューフィッター
シニア専門シューフィッター
シューフィッター養成講座プライマリーコース実技指導員
シューフィッター養成講座プライマリーコース講師
フスフレーゲマスター
畿央大学 健康科学部 理学療法学科准教授:福本貴彦
医科学修士
工学学士
理学療法士
理学療法士・作業療法士のためのヘルスプロモーション―理論と実践.南江堂 (2014/01)
理学療法士のための足と靴のみかた.文光堂 (2013/3/1)他共著多数
京都ノートルダム女子大学 現代人間学部こども教育学科 教授:石井浩子
【社会的活動】日本幼児体育学会 副会長・事務局長/日本レジャー・レクリエーション学会 理事など
【著書】手あそび・ゲーム・体操 ふれあいあそび大集合(ひかりのくに)/健やかな育ちを支える 乳児保育I・II(建帛社)など
埼玉済生会 川口総合病院 皮膚科主任部長・足育研究会代表:高山かおる
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医東京医科歯科大学大学院皮膚科学教室特任講師。
著書に皮膚科医の教える本当に正しい足のケア「巻き爪、陥入爪、外反母趾、特攻セルフケア」「ガサガサかかとが危ない!」
足育アドバイザー®認定の基準
【1】足育基礎講座(1日)と足育アドバイザー養成講座(2日)を受講(オンラインでの動画視聴等も含む)
【2】養成講座受講内に行う修了試験の合格
・「足育アドバイザー®としての活動の抱負」をテーマに800字程度の作文
・模擬足育講座
【3】養成講座修了の後に行う認定課題の合格
・足育講座を10名に対して開催し、所定の報告書類を作成